2016年3月/業務日誌ブログ

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2016年3月

相続人の一人が認知症   葛飾区金町、東金町、水元の司法書士・野口康長

Fさんは、父親が死亡したので、自宅の相続登記を依頼してきました。

相続人は、Fさんのほかに母親、結婚している妹さんがいましたが、

自宅の名義は自分一人の名義にしてほしいとの希望でした。

亡くなった父親も、母も、妹も賛成してくれていましたので、とFさんは

笑顔でいいました。

わたしは、考え込んでしまいました。

遺言書がないので、相続人3人の遺産分割協議が必要なのですが、

困ったことに、妹さんが若年性の認知症になっていました。

妹さんが認知症になる前に、Fさんが自宅を一人で相続することに

賛成していたとしても、現在、認知症になっているので、遺産分割

協議をすることはできません。

また、妹さんのために成年後見の制度を利用する方法がありますが、

その場合、Fさん一人の名義にできないこともあるのです。

成年後見の制度は、妹さんの利益を守るためにあるので、Fさんの

利益を守るためにあるのではないからです。

父親の遺産の中から、妹さんの相続分4分の1に相当する財産を

分け与える必要があるのです。

わたしは、Fさんに、妹のご主人と相談するようにすすめました。

 

葛飾区金町、東金町、水元、柴又、亀有など地元在住の方の相談は無料です。

東京都葛飾区金町6丁目4番1号金町木下ビル308号

司法書士・野口康長

電話 03-5648-7161

 

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